両親は父90歳、母87歳と高齢なのでできるだけ実家に帰省しようと思っています。
最近、私が帰省すると母から必ず出てくる話題、、、。
家族4人(両親、姉、私)世帯の頃、、父の給与は多くはなく、当時の家計についていまでもこぼしています。
そして次に出てくるのが・・・
私が高校生の頃、毎晩友人達に長電話していた電話代のこと。エアコン等で電気代使いすぎだったこと。大学生の私に毎月お小遣いを渡していたこと。2年も留年したこと。留年の授業料も全て親に払わせたこと。
「とにかくアンタは金食い虫やった」と毎回毎回言われます。
まあ、概ね事実なので「面目無いです。あの時はお世話になりました」みたいな返事をしています。
大学卒業と就職先が決まったときも「ホンマにホンマか?」と言われ、入社のために引っ越しする前日まで「ホンマか?」と疑われていたので、よっぽど信用できなかったんでしょうね。
私の大学生時代の専攻は「原子動力」だったので成績の良い学生は動燃(動力炉・核燃料開発事業団)とかに就職するのですが、2留の私はどうしたものかと、、、。しかも、卒論の研究室にもあまり顔を出していなかったので担当の教授とも疎遠になっており、就職活動の状況もわかりませんでした。。
ただ、捨てる神あれば拾う神ありとはよく言ったもので、
当時、時々遊びに行っていた別の研究室の教授が「T社の空きがあるけど行けへん?」と誘ってくれ、そのまま、なんとなく受けた会社になんとなく採用されてしまい、全く就職活動せずに就職してしまいました。(バブル最終便だったとの噂も)
そんな「なんとなく就職」だったので、両親は全然信用できなかったのかもしれません。
後数年で定年退職の息子に、就職当時の私への小言を相変わらず言う母親。。母と子の関係ってそういうものなのか。。。としみじみ思いました。。